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規約・行動規範

JHTCコンサルティンファーム 規約

日本HACCPトレーニングセンター
コンサルティングファーム運営委員会

制定日 平成20年  7月  1日
改訂日 平成21年 3月 31日

第1章 総則

(名称)
第1条 本会は、JHTCコンサルティングファーム(英語名:JHTC Consulting Firm)と称する。((通称)CF/シーエフとする。)

(所属)
第2条 本ファームは、日本HACCPトレーニングセンター(以下「JHTC」と示す)に帰属し、コンサルティングファーム運営委員会の運営の下、JHTC事務局が業務を実施する。

(目的)
第3条 本ファームは、「国際的な正しいHACCP」の啓発及び現場導入に十分な力量を有する優秀なコンサルタント及びワークショップ講師を認定登録し、食品事業者等フードチェーン全体に広く紹介することで、JHTCが目指す「国際的な正しいHACCP」の普及啓発に資することを目的とする。

(事業)
第4条 本ファームは、前項の目的を達成するために、次の各サービスを行うコンサルタントおよびワークショップ講師等を紹介する事業を実施する。
(1)教育サービス
(2)コンサルティングサービス
(3)診断・検証サービス
(4)その他

第2章 組織

(登録員)
第5条 本ファームの登録員は、別途規定する資格基準を満たすことを証明し、行動規範を遵守することを登録契約した者で構成する。

(脱会、除名)
第6条 登録員が次の各号の一に該当した場合には、脱会とする。
(1)脱会を申し出て、運営委員会の承認を得たとき
(2)本ファーム又はJHTCが解散したとき
2 資格基準を満たさないことが判明した場合、又は、行動規範に違反する行為が判明した場合、コンサルティングファーム運営委員会の審議を経て、除名することができる。
3 登録員がJHTC及び本ファーム、もしくは他の会員、登録員の名誉を著しく傷つけた場合、又は本規約に違反して本ファームの運営に重大な支障を及ぼした場合は、コンサルティングファーム運営委員会の審議を経て、除名することができる。
4 脱会もしくは除名された登録員は、本ファームが定めるすべての資格を失う。

第3章 運営委員 等

(運営委員の種別及び定数)
第7条 定数
(1)運営委員長 1名
(2)運営副委員長 1名
(3)委員 5名程度

(運営委員の選任・就任)
第8条 運営委員の選任は、次の各号によって選任・就任する。
(1)運営委員長 (以下「委員長」と示す)
委員長は、JHTC理事会により指名された担当理事が選任される。
(2)運営副委員長 (以下「副委員長」と示す)
運営副委員長は、JHTC専務理事が就任する。
(3)委員
委員は、JHTC会員の中から委員長及び副委員長から指名された者が選任される。

(運営委員の任期)
第9条 運営委員の任期は1年とし、再任を阻げない。

(運営委員の職務)
第10条 委員長は、運営委員会を代表して業務を総理する。また、委員長は運営委員会を組織、召集して業務を指示する。
2 副委員長は、委員長を補佐し委員長に事故があったとき、もしくは委員長が欠けた場合はその職務を代行する。また、業務を分掌して執行する。
3 委員は、運営委員会を組織して、業務の執行を決定する。

第4章 コンサルティングファーム運営委員会 会議

(会議の種類)
第11条 本ファーム運営委員会の会議は、運営検討会及び検証委員会の2種とする。

(運営検討会)
第12条 運営検討会は、運営委員をもって構成する。
2 運営検討会は、必要がある都度、委員長もしくは副委員長が召集する。
但し、4半期に1度を目安に、毎年4回以上開催する。
3 運営検討会は、本規約に定められた事項以外について、次のことを審議する。
(1)本規約案の立案及びコンサルティングファーム内の規定、基準、申し合わせ事項の改廃に関する事項
(2)新規事業の立ち上げ及び理事会、研究部会等への企画提案
(3)登録員の試験検定制度の作成
(4)その他、ファームの運営に関する重要な事項もしくは委員長が必要と認めた事項
4 運営検討会の議長は、委員長がこれに当たる。
5 運営検討会は、運営委員会総数の過半数の出席をもって成立する。
代理人依頼状、電話、e-mailあるいはFAXによる参加を認めない。
6 運営検討会の議決は、出席者の過半数の同意をもって決する。可否同数の場合は、議長が決する。

(検証委員会)
第13条 検証委員会は、運営委員をもって構成する。
2 検証委員会は、必要がある都度、委員長もしくは副委員長が召集する。
また、開催時期は毎年1回3月に開催する。但し、特別な事由により3月に開催できない場合は、4月に開催する。
3 検証委員会は、本規約に定められた事項以外について、次のことを審議する。
(1)コンサルティングファームの事業計画における進捗の確認及びJHTC理事会への報告内容の決定
(2)コンサルティングファームの収支に関する事項及びJHTC理事会への報告内容の決定
(3)コンサルティングファーム各サービスの適正化に関する検討
(4)その他、ファームの運営に関する重要な事項もしくは委員長が必要と認めた事項
4 検証委員会の議長は、委員長がこれに当たる。
5 検証委員会は、運営委員会総数の過半数の出席をもって成立する。
代理人依頼状、電話、e-mailあるいはFAXによる参加を認めない。
6 検証委員会の議決は、出席者の過半数の同意をもって決する。可否同数の場合は、議長が決する。

第5章 規約の変更及び解散

(規約の変更)
第14条 本規約を変更する場合は、運営委員会で立案し、JHTC理事会が承認する。

(解散)
第15条 本ファームを解散する場合は、JHTC理事会が承認する。

第10章 雑則

第16条 本規約の施行に必要な細則は、運営委員会の決議を経て別に定める。

第17条 本規約は、平成20年7月1日付をもって施行する。
第1回改訂 平成21年3月31日

 

JHTCコンサルティングファーム登録員のための行動規範

わたしたちコンサルティングファーム登録員は、消費者の健康保護を最終目的とし、農場から食卓までフードチェーンの健全な持続的発展と消費者信頼確保に貢献するコンサルタント集団として、事業行動の原則を以下に定めます。

原則1.国際的HACCPを推進します

わたしたちは、食品安全を実現するシステムとして国際的に通用する常識的なHACCPの普及に努めます。特に非効率なCCPの設定や、必要性が低く企業負担を無視した記録のための記録にならないよう努め、HACCPシステムの実効性と持続性に配慮します。

原則2.法令遵守を徹底します

わたしたちは、コンサルティングファームの一員として、法令や内部規定を遵守することを徹底し、良識を持った行動に努め、コンサルティングファームが社会から信頼される組織となるよう努めます。

原則3.情報の保護を徹底します

わたしたちは、お客様はもとより、そのお取引先やコンサルティングファームの重要情報および個人情報については、守秘義務の遵守を徹底します。

このときお客様の重要情報の範囲についてはお客様との申し合わせを事前に行い、求められるときは必ず文書化し、両者にて保有し、お客様の損害発生の原因とならないよう徹底します。

原則4.情報の開示に努めます

わたしたちは、お客様はもとより、そのお取引先やコンサルティングファーム内における、社会的な説明責任を果たすための適正な情報開示に努めます。

原則5.公平で良質なコミュニケーションに努めます

わたしたちは、お客様はもとより、そのお取引先やコンサルティングファーム内においても、公平で良質なコミュニケーションに努めます。各個人の多様性を尊重し、相互に安心して協働で取り組める関係作りを心がけ、効率的な業務遂行できる環境づくりに努めます。特にハラスメント(人間性を傷つけること)等の差別的行為は行うことのないよう徹底します。

原則6.不当便宜供与を禁止します

わたしたちは、お客様からもお客様に対しても、賄賂や過度の接待、贈与物、販売手数料・不当謝金、政治献金等を前提とした取引および相談、特に診断・検証サービスにおける意図的な操作の依頼、当会以外の審査や立ち入り検査時の虚偽の便宜の要求等については、直接的にも間接的にも受け入れることのないよう徹底します。

原則7.インサイダー取引を防止します

わたしたちは、お客様の未公開極秘情報を知り得ても、その有価証券(株式や社債等)の取引を行わず、またお客様の未公開極秘情報を個人的な利益、当会以外の主たる所属企業のために第三者に漏えい、公開しないことを徹底します。

原則8.物品販売を目的化しません

わたしたちは、個人的な利益や当会以外の主たる所属企業の利益のために、物品等の販売を主たる目的としたサービスを、お客様に行わないよう努めます。

原則9.認証取得のみを目的化しません

わたしたちは、お客様の食品安全性確保と消費者信頼性確保を主たる目的としたサービス提供に努めます。特に認証取得の支援を行う場合には、文書のみで実施が伴わないような認証取得のみを目的化したサービスは行わないよう努めます。

原則10.お客様の信頼獲得に努めます

わたしたちは、お客様の要望に的確に対応し、常に誠実な態度で適切なサービスを心がけるよう努めます。特に診断書・報告書等の文書の提出内容については、過大あるいは過小の情報量になり要点が不明瞭となることのないように努めます。また特に教育サービスにあっては成人教育を基本とし、受講者の性格等の相違に配慮した指導を心がけるよう努めます。

原則11.登録員の相互扶助に努めます

わたしたちは、それぞれ異なるスキルと経験を有するコンサルティングファーム登録員の相互扶助に努めます。互いの得意分野と経験知を補い合うことで、お客様の要望に的確に対応できるよう努め、またコンサルティングファーム登録員のお互いの能力向上と自己実現の場となるよう努めます。

原則12. 環境に配慮します

わたしたちは、環境と食品安全が調和した持続可能な社会の構築に寄与するよう努めます。一人ひとりがムリ・ムダ・ムラをなくすよう努め、環境にやさしいフードチェーンの創出に努めます。特に食品廃棄については、安全性に徹底した配慮をしつつも可能な限り低減ができるよう努めます。

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