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農場指導員研修

研修会プログラムの要点

1.演習を中心としたワークショップ(体験型研修)形式

経営者の意識改革、家畜生産農場の衛生管理、及び内部検証の方法を現場で指導できるレベルで理解し習得できるように、事例を基にした課題をグループで討議するワークショップ形式の研修を行い、指導員に要求される知識・技術を習得させる。

2.経営者のコミットメント

HACCPの考え方を取り入れた家畜の飼養衛生管理(以下農場HACCPという)を定着し、成果を上げるためには経営者の意識改革が鍵となる。なぜ農場HACCPが必要であるか、家畜の衛生管理が家畜の健康、畜産物の安全、安心を確保し、経営効率が向上することをリスクマネジメントと内部統制手法をベースに経営者を指導するスキルを習得する。

3.現場に基づいた危害分析

家畜生産農場の現状作業分析を基にした危害分析手法により、衛生管理体制を構築・運用する手順を理解し、現場で指導できるスキルを習得する。

4.検証と継続的改善

家畜生産農場の衛生管理は、計画‐実行‐確認‐改善の一連のサイクルを適切に回すことによって、所期の目的を達することができる。そのためには計画、実行の結果を確認し、改善点を明らかにして改善処置を実行するための内部検証が重要な要素となる。内部検証の手順・方法を理解し現場で指導するスキルを習得する。

5.現場活用可能な研修会テキスト

研修会に用いるテキストは、研修時のテキストに止まることなく、現場で活用できるよう、事例を盛り込んだ座右の書としても有用であるものとする。

平成22年度「農場指導員養成研修会」開催のご案内

農林水産省消費安全局は、昨年8月に「畜産農場における飼養衛生管理向上の取組認証基準」(農場HACCP認証基準)を公表し、畜産物生産現場の衛生レベルを向上し、国際的に有用する畜産物生産基盤の充実を目指しています。

構築から運用まで、農場HACCPを現場にスムーズに導入するためには、認証基準を正しく理解し、経営トップを始め、農場関係者と同じ目線で日常作業を観察・評価し指導できる指導員が不可欠であります。

本研修会は農林水産省における農場指導員養成事業として実施するものであり、演習を中心としたワークショップ形式により、経営者のコミットメントや現場に基づいた危害分析、検証と継続的改善を現場でいかに実践するかを指導する実践的な指導員を養成するもので、現場指導の実際的な手法を習得して頂きます。

ご多忙中とは存じますが、積極的なご出席を賜りますようご案内申し上げます。

指導員は、農場現場で"なに"を"どう"指導するのか!
<ワークショップ(WS)プログラム>

日程 第1回
開催日:平成22年10月19日(火)〜20日(水)
会場:中野サンプラザ 研修室(1)
所在地:東京都中野区中野4−1−1 電話: 03-3388-1174
最寄り駅:JR中央線・総武線/東京メトロ東西線「中野」駅 北口より徒歩1分
第2回 開催日:平成22年12月09日(木)〜10日(金)
会場: 馬事畜産会館
所在地: 東京都中央区新川2-6-16 (〒104-0033) 電話: 03(5543)0311 (代表)
最寄り駅:八丁堀駅 A4出口(JR京葉線・東京メトロ日比谷線) 徒歩5分
茅場町駅 1番出口(東京メトロ日比谷線・東西線) 徒歩5分
定員 各20名程度
※定員になり次第、締め切らせていただきます。また、場合によっては、調整させていただくこともあります。
申込締切日 第1回締切日:平成22年09月30日(木曜日)
第2回締切日:平成22年11月10日(水曜日)
参加費 無料(交通費、宿泊費、昼食代等は、各自負担)
参加資格 家畜の生産農場でのHACCP指導員を志す人で、獣医師又は家畜衛生等の業務経験者(各組織から1名限定)

 

詳細はこちらのPDFをご覧ください >>

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