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【100%オンラインワークショップ】
Zoom のセキュリティ上の脆弱性について
本会では100%オンラインワークショップの開催において。総合的な検討の結果(グループディスカッション機能(ブレイクアウトセッション)、画面共有機能等の使いやすさ、ダウンロードアプリを必須としない点など)、『Zoom』を使用する運びとなりましたが、昨今、Zoomには『脆弱性』の指摘があり、使用において受講者各位の中には不安を感じられる場合もあるかと存じます。
そこで皆さまの不安を払拭するため、以下の通り情報共有(時系列に並べています)致しますので、ご確認くださいますようお願い申し上げます。
※新しいセキュリティ情報によっては、使用システム(Zoom)を変更する可能性がございます。その場合には改めてホームページ上でご案内致しますので、予めご承知おきください。
- 新型コロナウイルス感染(COVID-19)の世界的な拡がり(パンデミック)により、ウェブ会議システムの需要が加速度的に高まり、『Zoom』はその使い勝手の良さから、世界中のマーケットで支持されるようになりましたが、2020年3月30日、米国FBI(連邦捜査局)がZoomの使用について警告を発表しました。その後の一連のネット情報はここに端を発しています。
外部リンク:FBI「テレビ会議及びオンライン教室ハイジャックを警告」(2020年3月30日) - FBIからの警告後、Zoomはセキュリティ対策を積極的に取り組みました。4月8日には自社ブログで「プライバシーとセキュリティ強化のための Zoomの90日間の計画に関するアップデート」を発表しています。
外部リンク:Zoom 「プライバシーとセキュリティの強化計画」(2020年4月8日) - しかし、米国政府の、しかもFBIの警告は世界的な影響が大きく、その後国や行政府、あるいは民間でZoomの使用を制限する動きが活発化しました。
外部リンク:Huffポスト「台湾、ドイツ、GoogleでZoom 使用制限の動き」(2020年4月10日) - Zoom 社は90日間のセキュリティ強化計画を推進し、4月23日には最初のマイルストーンとしてversion.5.0を発表、Zoom アプリ使用者に最新版への更新を呼びかけました。Zoom 社はさらなるセキュリティ強化を宣言しています。
外部リンク:マイナビ「Zoom 5.0発表、信頼回復に向けセキュリティ強化、成果第一弾」(2020年4月23日) - 現行のウェブ会議システムで最もセキュリティ評価が高いのはCISCO社のWebEX、次いでMicrosoft社のTeamsと言われています。しかし、2020年4月24日段階において、Zoomはクラウドサービスとして「一般的な水準を満たしている」との評価もあります。
外部リンク:Yahoo!ニュース「Zoom、Cisco WebEX、TeamsをCASBでセキュリティで比較」(2020年4月24日) - Zoom 5.0が登場しました!
堅牢なセキュリティ拡張が実現され、予定されているGCM暗号化へ移行の準備のために用意されました。更新を開始するために必要なことすべてがここに用意されています。
外部リンク:Zoom社
新しい情報が入りましたら随時更新できるよう努めて参りますが、取り急ぎなにかご不明点やご不安に感じられる点がございましたら、JHTC事務局までご連絡いただけますようお願い致します。
一般社団法人日本HACCPトレーニングセンター事務局Mail:info@jhtc-haccp.org
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