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※受講申込数の伸び悩み等の事由により延期となりました。次回再開に向けて別途研修会が開催されます。

第2回
Preventive Control Qualified Individual (PCQI)
リードインストラクター・コース

FSPCA LEAD INSTRUCTOR for HUMAN FOOD TRAINING
FDA 公認 米国食品輸出有資格者を育成する講師資格取得コース

2011 年 1 月にオバマ大統領がサインした FSMA(米国食品安全強化法)による米国 FDA の査察が数年前より開始されている。米国へ食品を輸出する事業者にあっては 500 名以上施設が 2016 年 9 月 19 日より、中小施設は 2017 年 9 月 18 日より「ヒト用食品予防コントロール」(PCHF)規制が開始されました。すでに昨年には関連規則違反により FDA から「警告レター」を受けた日本企業も現れており規制対応の体制整備が急がれております。

PCHF により求められる最低限の要求事項として、予防コントロール有資格者(PCQI)最低 1 名を設置することが挙げられます。本会では2017年2月にこのPCQI養成コースの講師を務められるPCQIリード・インストラクターを養成する、“Train-the-Trainer PCQI Course”(PCQIリード・インストラクター養成コース)を開催しました。この取り組みにより PCQI コースは日本国内でも幾社かの審査機関およびトレーニング機関が開催できるようになりましたが、日本国内の FDA 登録施設数を考えるとまだまだ未整備と言わざるを得ません。

PCHF で求められる予防コントロール手法を民間では HARPC(ハープシーと発音、Hazard Analysis and Risk-based Preventive Control)とも通称されています。ここではハザード分析をした結果、従来のCCP に当たるプロセス予防コントロール以外にも、許容限界(あるいは管理基準)が設定できなかったサニテーション交差汚染やアレルゲン交差接触、サプライチェーンプログラム、リコール計画などといったオペレーション・コントロールについても “ハザード分析と紐づけられるものは” CCP に近い管理を要求するものです。それは実際の事故は CCP よりも一般衛生管理で起きているという世界的な状況を踏まえたものであり、従来の HACCP の弱点をカバーした未来型 HACCPと呼ばれているゆえんでもあります。

グローバル第三者認証を承認する GFSI(グローバル食品安全イニシアティブ)では、新しいガイダンスドキュメント(ベンチマーキング要求事項)第 7 版においてこの米国 FSMA 対応を明確な目標として、食品防御の予防的側面の明確化、食品安全に限定した食品偽装の予防コントロール、サニテーション予防コントロールの検証活動としての環境調査の義務付け、等の新たな要求事項を設定。これに対応するためFSSC22000 等の認証スキームは国際化対応を前倒しで規格改定を実施しています。これに対し国内での第三者認証では必ずしも正確な情報が共有できているとは言い難く、本コースは輸出のみならず日本の食品安全国際化課題解決においてきわめて重要なカギとなる研修内容となっております。

<主なトレーニング内容>

  • 効果的な PCQI 教授法―成人教育
  • 予防コントロールの説明
  • 食品安全計画の概要
  • 現行適正製造基準とその他の前提条件プログラム
  • 生物的、化学的、物理的及び経済的動機による食品安全ハザード
  • 予備的ステップ及びリソース(資源)
  • 危害要因分析と予防コントロールの決定
  • 予防的コントロールの構成要素(プロセス、食品アレルゲン、サニテ―ション、サプライチェーン)
  • モニタリングと許容限界
  • 修正及び是正措置
  • 検証と妥当性確認の手順
  • 記録保持
  • リコール計画
  • 規制の概観
  • FSVP モジュール

参加条件

下記の1. 2.の条件を満たした方

  1. FSPCA サイトでオンライン申請し、LI(Lead Instructor)コース受講資格を得た方
  2. PCQI コースを修了し、PCQI の資格を有する方

講師

FSPCA 指定の専門講師

開催期日

2018 年 2 月 27 日(火)〜 3 月 1 日(木) 午前 9 時〜午後 6 時(予定)

会場

TKP ガーデンシティ渋谷 ホール 4C
東京都渋谷区渋谷 2-22-3 渋谷東口ビル 4F
TEL:03-6418-1073(事務所直通)

アクセス

  • JR 山手線・埼京線・湘南新宿ライン 渋谷駅 東口 徒歩 3 分
  • 東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線 渋谷駅 15 番出口 徒歩 2 分
  • 東急東横線・田園都市線 渋谷駅 15 番出口 徒歩 3 分

地図へリンク

参加申込締切日

2018 年 1 月 26 日(金)

定員

30 名様(予定)

ご参加費用

お一人様 104,000 円(消費税込み)

ご参加費用には、昼食代、リードインストラクターとしての認定登録( 3 年毎更新)費用(5万円、非課税)が含まれます。JHTC ではワークショップの受講終了証の発給と同時に、リードインストラクターとして JHTC の会員登録をさせていただいております。リードインストラクターとして JHTC 会員登録をされると会員参加費無料、Eラーニング対応のフォローアップセミナーや研究会などの参加を通して最新情報を共有できます。

※このワークショップは国庫補助対象のワークショップとして開催させていただきます。

主催

日本HACCPトレーニングセンター
〒162-0801 東京都新宿区山吹町332オフィス87
(株)鶏卵肉情報センター内
 担当:岩本、法嶋
 e-ラーニング担当:渡部
E‐mail:info@jhtc-haccp.org

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日本HACCP
トレーニング・センター事務局
(株)鶏卵肉情報センター・東京支社内
〒162-0801
東京都新宿区山吹町332 オフィス87
TEL:03-3267-4595
FAX:03-3268-1106
(JHTC専用IP電話)
TEL:03-3268-8511
※テレワークのため電話がつながらない場合があります。
お問い合わせはできるだけメールにてご連絡いただけますようお願い致します。
E-mail:info@jhtc-haccp.org

食×農MOOCは、ウェブを活用したオンデマンド講義配信システムです。食品安全に関する最新情報を、職場やご自宅に居ながらにして学習できます